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御蔵島黄楊(つげ)

御蔵島黄楊
御蔵島産の黄楊(つげ)材は、名人級の棋士がこぞって愛用する将棋駒御用達の銘木中の銘木。よく「本つげ」と表記のある材は、実は「本当のツゲ」ではなく、東南アジア産の「アカネ」という樹種。かつては「シャムつげ」と呼ばれた黄楊の代用材。黄楊に似てはいますが、やはり質は落ちます。

 

黄楊(つげ)は、「柘植」とも「柘」とも「つげ」とも「ツゲ」とも表記され、どの呼称が本物でどちらが偽物ということはありません。ツゲと読む材として一般に日本で手に入る材は、概ね国産の本物のツゲと、西洋ツゲである「ボックスウッド」、かつて「シャムツゲ」と呼ばれていて最近は「本つげ」と表記されることの多い「アカネ」、それに中国産のツゲがあります。西洋ツゲは、国産のツゲより重硬ですが、成長が早い分、質は国産のものよりやや落ちます。シャムツゲはツゲ科ですらないので、完全にツゲの劣化代用版です。印鑑の業界では「アカネ」として安価なツゲの類似品として流通しています。中国産のツゲは、雲南産のものが多いですが、正直、モノがどうこうというより、売り手の信用性の問題から、どうしても猜疑的な目で見てしまいますが、良いものは国産材にも劣らない良材があるようです。

 

ツゲはとにかく産地が重要です。木は暖かい土地で生育するほうが成長が早く大きくなります。しかし早く大きく育つということは、その分中身が詰まっていない密度の低い材になるということです。国産の黄楊は主に薩摩産と御蔵島産のどちらかになりますが、薩摩(鹿児島県指宿市周辺)では気候が温暖で15〜30年で出荷できるそうですが、御蔵島は厳しい気候で生育が遅く、伐採まで100年かかるそうです。薩摩では女の子が生まれると黄楊を植える。年頃になる頃には黄楊の木も成長してお金になる、ということで盛んに植えられているそうですが、御蔵島では逆に自分達の代でお金になるわけでないため積極的に植林したりはしないそうです。

 

そんな希少でなかなか手に入りづらい御蔵島黄楊ですが、札工房では直接御蔵島から買い付けており安定供給を可能にしております。生育に時間がかかる分、目の詰まった最上の御蔵島黄楊で、一生ものの木札をお作りします。
御蔵島黄楊木札2
目の詰んだ極上の黄楊材で作ったつるつるスベスベの木札・・・

 

御蔵島黄楊木札1
正絹(シルク100%)製の根付紐を装着し、保管用にも最適な桐箱に、中身が動かないようクッション材でサンドした状態で大切に大切にお届け。写真は大札のミドルサイズ、囲い浮き彫りタイプでフォント(書体)は寄席文字になります。