贈答用最高級木札専門店

文字の配置バランス

木札屋さんは数多くあります。基本的に文字はパソコンに入っている「フォント」を使いますから、一文字のデザインに優劣はありません。ただ、文字の配置バランスはお店によって様々です。デザインセンスに疑問を感じるお店もチラホラ見られます。

 

全体のバランス

デザイン101-文字が小さい【悪い例】

文字が小さい

【樹種】

サイプレス
デザイン102-文字が枠一杯に【札工房のデザイン】

文字が枠一杯に

【樹種】

サイプレス

木札のサイズ・外枠に対して文字が小さいと、文字に迫力がなくなり、木札全体のイメージが貧相な感じになってしまいます。また、文字を浮き彫りにする場合、余白が広ければ、その分木札の彫刻面積が増えることになります。せっかくの美しい木肌ですから、少しでも木肌を多く残すためにも、出来る限り文字を大きくデザインするほうが有利になります。

 

文字間のバランス

デザイン103-バランス調整なし【悪い例】

文字間微調整なし

【樹種】

マカバ

【備考】

「竹中半兵衛」と5文字まとめてフォント表示するとこうなります。「中」と「半」、「半」と「兵」では文字間スペースの長さが違います。

デザイン104-バランス調整済み【札工房のデザイン】

文字間微調整済み

【樹種】

カステロ

【備考】

一文字一文字のバランスを丁寧に調整してあります。

外枠に対して単に目一杯のサイズにしただけでは、文字間のスペースのバランスがおかしくなり、文字のバランスの悪い木札になってしまいます。

 

左右方向の微調整

デザイン105-左右の微調整なし【悪い例】

左右の微調整なし

【樹種】

御蔵黄楊

【備考】

「織田」に比べて「信長」の文字がやや右に寄っています。

デザイン106-左右の微調整済み【札工房のデザイン】

左右の微調整済み

【樹種】

御蔵黄楊

【備考】

「信長」の文字を左に寄せました。枠からはみ出してでも、こうしたほうが全体のバランスが良くなります。

フォントというのは、それぞれの書体の目的に応じて、一文字一文字作成されていますが、どのような並びで組み合わせてもバランスが良いフォントというのは作れません。ですから作品として完璧なものに仕上げるためには、一文字一文字の並びを丁寧に調整してあげなければなりません。ここの手抜きがあれば、全体としてのバランスの取れていない木札に仕上がってしまうのです。