贈答用最高級木札専門店

傾奇札

傾奇(かぶき)札は札工房のオリジナル発案商品です。

 

登録商標等、小難しいことはしておりませんので、真似したいお店があればご自由にどうぞ。これは札工房としてのeco(エコ)アイデアで、木札用に木材を製材していると、どうしても木札として取り切れない木材の端材が生じてしまいます。捨ててしまうのももったいないので、できる限り利用したいと考えており、そのために考案した札です。通常、木札だけでなく、木材で何か作品を作る際には、その作品の長い方向に木目が沿うように製材します。木材は木目方向に割れやヒビが入ったりしますので、そうしないと強度的に劣る仕上がりになってしまうからです。特に建材等に使う場合には当たり前のことで、例えば木目に直角に切り出した材で柱など作れば(そんなに横幅のある木材ってそうそうありませんが・・・)、ちょっとした衝撃で簡単にボキッと柱が折れてしまいます。木札においても、やはり木目方向に沿ってカットしたもののほうが丈夫なことは間違いありません。ただ、建材に使うような例えば杉(スギ)や檜(ヒノキ)のような木材と比べて、札工房で扱う樹種は極めて硬く丈夫です。しかも建材のように重量物を支えるような使い方をするわけではありません。ですからあえて木目に垂直方向にカットしたからといって、それほど耐久性に問題があるわけでもないのです。

 

傾奇札のカット方法常識的には木目に沿ってカットするのが当たり前のところを、あえてその常識に逆らって木目に垂直にカットして札を作る。右の写真のような木目の木から木札を作るなら、普通は「A」の方向でカットするわけですが、あえて「B」の方向でカットするわけです。なんだか戦国時代なら「傾奇者(かぶきもの)」とでも呼ばれそうな行動です。人と違うものを好み、奇をてらった目立つ物を欲しがる。そんな方にお持ちいただきたいこの札を「傾奇札(かぶきふだ)」と名付けたわけです。

 

本紫檀ツートンところが実際に作ってみると、意外や意外。単にeco(エコ)だの傾奇者だのと侮るなかれ。普通なら縦方向に木目が入るところ、この札は水平方向に木目が入ります。木目や杢によっては面白い木札に仕上がるじゃありませんか。木札のデザインに水平感を出したい時など最適な札に仕上がり、そうでない場合でも他にはない個性的な木札が出来上がります。

 

反面、一般の木札と比べて強度に不安が残るのもまた事実。その分、通常の木札以上に製作に気を使って丁寧にお作りしています。札工房ならではのこの傾奇札、是非一度お試しください。

 

傾奇札は製作に手間はかかりますが、本来なら捨ててしまうはずの端材を有効利用することも出来ることから、通常の木札と同価格でご提供させていただいております。

 

また、同様のeco(エコ)的趣旨で考案したジュエリーカット札ジュエリーカット傾奇札もありますので、こちらもお試しください。